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産地案内




爽やかな風が吹き渡る、緑の大地。深い木立に囲まれて広がるとんぶり畑には、日本の原風景とも言うべき清々しさと懐かしさが漂っています。夏、大地を覆うとんぶりたちは、気まぐれな風とたわむれながら自然の息吹・命の喜びを全身で歌い上げます。そして秋には人の背丈ほどにも成長した枝先にたくさんの小さな命を宿します。秋田の清らかなな水と空気と降り注ぐ太陽の光の結晶とも言うべき鮮やかな緑色の小さな実を―。秋田の風土と自然と伝統が育んだ、とっておきの味をお届けします。


その味は、ここで生まれました

郷土料理きりたんぽや秋田杉の木肌を生かした伝統工芸品・曲げわっぱなどで知られる大館市は、忠犬ハチ公ゆかりの地でもあります。市内には国の天然記念物に指定されている秋田犬の系譜はもとより、忠犬ハチ公に関する資料が一堂に揃う秋田犬会館などもあり、絶好の観光スポットとなっています。また四季折々の祭りの多彩さも、この街の大きな魅力。露店に趣向をこらしたアメが並ぶ冬のアメッコ市や旧盆に行われる大文字まつりなどは、大勢の観光客でにぎわいます。



大館市の南部に広がるのどかな田園地帯・比内町の名物は、きりたんぽと鍋に欠かせない食材でもあり、日本三大美味鶏のひとつとしても知られる比内鶏です。天然記念物に指定されてからは、交配種がつくられ飼育されるようになっています。
 プリプリした歯ざわりが魅力のとんぶりもまた、この町の代表的な味覚のひとつです。夏、一面のとんぶり畑に爽やかな風が吹き渡る様子は圧巻。そのみずみずしい風景は、田園地帯の中央にそびえる標高207mの達子森とともに、この町のシンボルとなっています。



奥羽山地に源を発し、日本海へと注ぐ秋田三大河川のひとつ・米代川に潤される大館盆地は、秋田の豊な食文化を受け継ぐ食の宝庫です。中でも有名なのが、夏は稲作、冬は炭焼きや秋田杉の伐採といったこの地ならではの暮らしと祖先の知恵が生み出した郷土料理「きりたんぽ鍋」。そしてこの料理に欠かせないのが、比内鶏です。
比内鶏は、大館市を中心とする比内地方で江戸時代から飼育されてきた日本地鶏の一種で、体は普通の鶏より一回り大きく、朱・黄・青がまざった羽は軍鶏(しゃも)に似て精悍なのが特徴です。肉は山鳥に似て柔らかで淡白。味はその昔、あまりの美味しさに年貢として納めたという話が残っているほどですが、国の天然記念物に指定されてからは交配種がつくられ、食用とされています。


水が豊富で冷涼な気候が米づくりに適していた秋田県は、昔から米どころとして知られていました。米もまた、「きりたんぽ鍋」に欠かせない食材の一つです。特に昭和59年に誕生した「あきたこまち」は、コシヒカリ譲りの味の良さと香りの良さが特徴で、今や秋田県はもちろん日本を代表する米として注目されています。

比内鶏とあきたこまちに代表される秋田の美味なる食文化。私達はその伝統を今に受け継ぎ、また次の世代へと伝えていきたいと考えています。


21世紀の食文化は、みちのく秋田から―――




とんぶりの現状---
弊社では真空パックのとんぶりは中国産のものも販売しております。
とんぶり栽培農家の高齢化や農業を取り巻く諸般の厳しい状況により、とんぶりの原料が年々少なくなってまいりました。年々需要が増える中でこのまま国産だけでは対応が難しいと判断し、数年前から気象条件に合った中国ハルピンで農場を確保し、弊社社員を派遣し厳しい管理指導のもと栽培しております。原料は乾燥で輸入し、弊社秋田工場で加工・製造しております。残留農薬・品質・味の検査も繰り返し行い、安心してお召し上がりいただけるよう品質管理に万全を期しております。

 
 
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